永久カレンダー搭載クロノグラフ 5270P-001

パテック・フィリップを象徴する複雑機構モデルである「永久カレンダー搭載クロノグラフ」は、パテック・フィリップの歴史と伝統を継承するフラッグシップモデルとして普遍的な価値を有するモデルです。2011年初出の「Ref.5270」は同社の永久カレンダー搭載クロノグラフ史上初となる完全自社製ムーブメント「Cal.CH 29-535 PS Q」を搭載するモデルです。発表以降様々なダイヤルデザインで登場したRef.5270モデル。待望のプラチナケースで2018年に発表されたのが本モデル「Ref.5270P-001」です。白く輝くプラチナ製ケースとサーモンカラー文字盤がヴィンテージライクなモデルとなっております。現代的な41mmケースは、コンケーブベゼル・ウィングレットラグ・スクエア型プッシャーといった歴代モデルに見られる伝統的な意匠が踏襲された力強くモダンな印象です。そして、タキメーター表示の均整のとれた文字盤には特徴的なサーモンカラー文字盤(メーカー名称ゴールデン・オパーリン)が採用されております。これは時計愛好家の最も好むカラーリングのひとつであり、Ref.5270では唯一のアラビア数字インデックスとあわせて大きな特徴となっております。パテック・フィリップの長い歴史の中で生み出されてきた希少モデルの特徴的なディテールが採用しされている本モデルは、コレクターにとって非常に魅力的な意匠を備えたモデルとなっており、同社の「永久カレンダー搭載クロノグラフ」における歴史へのオマージュを強く感じる事ができる一本です。