オイスタークォーツ 17000 シルバー 1987年製 付属品完備

ロレックス初のベータ版クォーツムーブメントCal.Beta21搭載したRef.5100の生産終了から約5年後の1977年頃から発売が開始されたオイスタークォーツは、ロレックスのクォーツムーブメントの完成形であるCal.5035を搭載し、意外にも2001年頃まで生産されたロングセラーモデルです。クォーツショック下の劣勢を跳ね返すべくジェラルドジェンタ氏によって考案された外装のデザインは、既存のオイスターケースとは一線を画した当時の新機軸を打ち出していて、現代の視点からはレトロフューチャー感に溢れた大変ユニークなフィーリングに溢れていると感じさせられます。
本個体は、オールステンレス素材でスムースベゼル仕様のRef.17000の中でもシンプルなシルバー文字盤という、最もオイスタークォーツらしい外装を纏っています。
文字盤のトリチウム夜光ドットはオリジナルのまま一つも欠損しておらず、針のトリチウム夜光も文字盤もパーフェクトなコンディションを保っています。外装は過去にポリッシュはされていると思われますが、まだまだ当時のケースシェイプを保っている状態です。付属品も当時の箱、保証書、冊子類が豊富に揃っていることからも、これまでオーナー様に大切に使われてきた事が窺い知れます。2021年3月には日本ロレックによるオーバーホールを完了しており、その際に発行された国際サービス保証書も付属いたします。その後2024年2月に日本ロレックスでバッテリー交換を実施し現在に至ります。コンディション非常に良く付属品も豊富に揃っている強くお勧め出来る優良個体です。