コスモグラフ デイトナ 16520 ブラック NOS（デッドストック） T品番 国内正規品 トリチウム夜光 付属品フルセット

それまでの手巻きデイトナが生産終了なると同時に、1988年にロレックス初の自動巻きクロノグラフとしてRef.16520はデビューしました。傑作自動巻きクロノグラフムーブメントとして名高いゼニス社のエル・プリメロをベースキャリバーとして採用し、振動数を抑えて耐久性をアップさせるなどロレックス独自の仕様変更が施されています。
90年代に入るとデイトナを中心としたスポーツロレックスのブームが欧州から全世界に波及していき、気がつけばデイトナはロレックスのラインナップ中でも極めて入手困難なモデルとなりました。その後、2000年にはRef.16520は生産終了となりRef.116520に引き継がれていきます。

本個体は、NOS（デッドストック）状態のRef.16520です。1996年後半頃の製造にあたるT9XXXXXシリアルで保証書記載の日付は1997年12月となっています。文字盤と針の夜光はオリジナルのトリチウム仕様で、裏蓋にはジュネーブ出荷時のフォログラムシールの上からもう一枚日本ロレックス株式会社・直輸入品と記載されたステッカーが貼り付けられています。更に当時日本ロレックスが新品での出荷時に行っていたシュリンクパックが当時のまま残っている極めて貴重な状態です。
付属品は、内外箱、国内正規保証書、小冊子（デイトナ）、小冊子（YOUR OYSTER）、パスケース、レッドタグ、グリーンタグなど、付属品完備フルセットの状態です。外箱の横側には16520と記載されたステッカーと文字盤の色を表す黒丸シールが貼ってあります。
NOSを謳った物の中には真偽判定が微妙なものも多いですが、こちらは正に正真正銘のNOS（デッドストック）状態で付属品フルセットです。

当時からデイトナは極めて入手困難なモデルであった事は現在と変わりはありあせんので、前オーナー様が購入後使用せずに長年保管されていたのも想像にするのに難しくないです。
昨今、この様な状態のRef.16520を見かけることも少なくなってしまいました。
また、市場で見かけるNOS状態のRef.16520の多くが最後期のAシリアル、Pシリアルのルミノバ夜光仕様であることが殆どでです。Ref.16520の生産終了が噂され始めた1999〜2000年の当時のタイミングでNOS状態として塩漬けに出来たのは、最後期のルミノバ仕様の在庫しかなかったというのが、この理由としては大きく影響しています。ですので、トリチウム夜光のRef.16520のNOSは存在自体が極めて少ないと言えます。
最後期のルミノバ夜光ではなく、トリチウム夜光のRef.16520をNOS状態でお探しの方はまたと無い機会ですので、是非ご購入をご検討ください。